私の心の中にいる神様 136
コロナに感染したけれど

 良心との対話で、ワクワク感が止まらない!
 毎週土曜日に配信予定です。

コロナに感染したけれど

(男性 日韓家庭 50代)

 妻が新型コロナウイルス感染症の陽性者になり、家事全般を私がするようになりました。
 妻が「キムチチゲが食べたい!」と言うので、YouTubeで作り方を見ながら作って部屋まで持っていきました。
 しばらくすると、「めっちゃおいしい」とLINEが届き、とてもうれしい気持ちになりました。

 その後も、「ワカメスープが飲みたい」「トッポッキが食べたい」と、たくさんの韓国料理の注文が来ました。

 仕事もしているので、正直「しんどいなぁ」と一瞬思いましたが、「私は妻のために生まれた!」と強く思うと、苦にならなくなりました。それどころか、料理することが喜びに変わり、感謝して作ることができたのです。

 このように、マイナス的な思考に囚(とら)われることなく、気持ちを切り替えることができたのは、自己牧会プログラムのおかげです。

 妻からも「全部おいしい。ありがとう!」とお褒めの言葉をもらい、妻との関係性がより良くなったと感謝しました。

 その3日後、私も陽性になり、食事の準備ができなくなりました。
 自治体の「コロナSOS」に電話して支援物資を配達してもらうしかないと思い、電話に手をかけた時、「長男がいるじゃないか!」と心の声を感じました。
 これは良心の声だとすぐに分かりました。

 それで、長男に食事の準備を頼んだら、快諾してくれたのです。
 長男の作ってくれた食事を食べ、「おいしかったよ。ありがとう」と言うと、喜んでいました。
 これを通して親子の関係性が、また一段、良くなったと思いました。

 コロナ感染は大変でしたが、これを通して、夫婦、親子の関係性がより深くなったのは、ありがたいことでした。
 自己牧会プログラムの、「起こる全てのことに意味がある」という教えを実感しました。

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 次回は、「気の向くままに散歩して……」をお届けします。


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