(『祝福家庭』82号)
【第2祝福】「家庭完成」

 いつでもどこでも、訓読生活!
 このシリーズでは季刊誌『祝福家庭』に掲載されている三大祝福完成に関するみ言を紹介します。

【第2祝福】
「四大心情圏」に関するみ言(2)

 夫婦は、四大心情圏を中心として見てみるとき、お互いが自分を完成させてくれた絶対的相対者なのです。ですから、夫は、妻に理想的神様の息子を迎えさせる立場であり、天の兄を迎えさせる立場であり、天の夫を迎えさせる立場であり、天の父を迎えさせる立場です。妻も、夫にとってこれと同じ位置に立つのです。
 このような夫婦は、神様が体恤(たいじゅつ)したのと同じく、子女を生み、自分たちが育ってきたすべてのことを、子女を通して実体的に体恤することによって、喜びを感じるようになるのです。


(天一国経典『天聖経』第12篇・第3章・第5節・46


 子女、兄弟、夫婦、父母の四大心情圏を体恤させる基盤が家庭です。家庭はすべての真の愛を完成させる基地です。そうして、家庭において神人愛一体を完成し、天地を所有できるようになるのです。すなわち、理想的子女、兄弟、夫婦、父母が出発する源泉地となるのです。ここにおいてのみ、心身統一の男性と女性が現れることができるのであり、また理想的な男女一体を完成した夫婦を見ることができ、理想的な父母が出発できます。
 また、真の家庭を中心として子女、兄弟、夫婦、父母が完成するモデルが創造されるのです。このような理想型を、国家と世界を越えて天宙まで拡張、展開するのが、神様の創造理想です。


(『平和経』100