ファミリーサポートコーチング講座

 「ファミリーサポート(FS)コーチング講座」は、文字どおり、より良い家族関係や人間関係を実現するために読者の皆さまをサポートするコーチング講座です。
 毎週月曜日配信予定です。皆さまの家庭生活、信仰生活、社会生活にぜひお役立てください。

67回 自分を責め続ける苦しさからの解放

ナビゲーター:西森 響
監修:阿部 美樹(伝道教育局)

 今回は、FSコーチングのセッションを受けた50代女性の感想をお届けします。

自分を責め続ける苦しさ
 私は16万人日本女性修練会に参加したことで夫から強い反対を受けました。それ以来、夫への恐怖と許せない気持ちが湧き、葛藤する日々でした。

 毎日の生活の中でも「しなければいけない」「しないと悪いことが起きるのではないか」「どうしてこんなふうに思ってしまうのだろう」「こんな私はダメだ」と、自分を責め続け、いつも苦しさを感じていました。

 「この苦しさを何とかしたい」と思っていた矢先、Blessed Lifeでファミリーサポートコーチングを見つけました。

「陰」が少しずつ小さくなる
・「枠を外す」、これは一人ではなかなかできないこと。
・質問されていくことで引き出される、自分でも気が付かない能力が私の中にある。

 この言葉に惹(ひ)かれ、「今の自分を変えたい!」という思いでセミナーに参加しました。

 コーチの質問に答えながら、私がみ旨を歩む中でいつも不安に感じてしまう思いを「陰」、神様と共に過ごしている思いを「陽」と表しました。
 それぞれに感じる世界を、色や形、温度や大きさなどで具体的に表現します。

 コーチの質問に答えていくと、不思議なことに「陰」の物体が少しずつ小さくなりました。

「消えない」ことの意味
 しかし、「陰」の物体が消えることはありませんでした。
 するとコーチは、「消えない」ということに意味があると話されました。それは本人にとって必要なものであるとも言われました。

 確かに、不安=用心深い、思慮深い、危機察知力に優れているなど、悪い面ばかりではありません。
 全体を見渡すには必要な部分でもあります。これは私の個性なのかな…。そんなふうにも思えました。

 まさに目からうろこが落ちるようでした。長年私を苦しめていた不安は、決して悪いものではなく、その本体は私の中にあって良い必要なものだった…と、心の奥底で感じ、そのイメージをはっきり持つことができました。

 ありのままの私を受け入れることができ、解放された私はとても幸せな気持ちになりました。
 そのイメージを朝晩思い出すことで、不安な気持ちが出てきても、私はこのままで良い…という力強いメッセージが自分の中から湧き上がり、自信を持てるようになってきました。

夫の思いに新たに気付く
 その後、夫との関係についてのコーチングも受けています。
 コーチはさまざまなスキルを持たれ、その人に合ったコーチングをしてくれます。

 夫の立場になって見たとき、夫の思いが私の口から出てきて、新たな気付きを与えていただきました。
 夫の心情に近づき、少しずつ許せるようになってきたことも感謝です。

神様との間を取り持っていただいた
 一人では手に負えず、空回りしていた私の心が、コーチングを受けたことでひもとかれ、神様との間を取り持っていただいたように思います。こんなに自然体でいられることが本当に感謝です。

 神様が創造された人間だからこそ、その人の中に答えがあると信じ、どこまでも寄り添い続け、受け入れてくれるコーチのおかげです。

 私も寄り添い続けるコーチになりたいと思います。皆で幸せになりたい、神様にその姿を見てもらいたいと思っています。

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 次回は、FSコーチングのセッションを受けた50代男性の感想をお届けします。

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