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氏族伝道講座
喜びと幸せの生活伝道~み言の原点に立ち返る(58)

 氏族伝道講座「喜びと幸せの生活伝道」を毎週水曜日配信(予定)でお届けします。
 伝道勝利の秘訣(ひけつ)は真の父母様のみ言から学ぶことができます。それらのみ言はただ語られたのではなく、実践して勝利された内容を語っておられるからです。
 本書には伝道のポイント、勝利の秘訣、具体的な方案などが、み言を中心に著者の体験やエピソードなども交えて詳しく説明されています。

篠崎 幸郎・著

(光言社・刊『氏族伝道講座 喜びと幸せの生活伝道 み言の原点に立ち返る』より)

第五章 み言に学ぶ伝道の秘訣
八、蕩減の原則と伝道

先祖の功罪の上に立つ私たち
 蕩減(とうげん)の原則と伝道について、真のお父様のみ言から考えてみたいと思います。

 「もしも君たちが一瞬間にやろうと決意するなら、そこには、まず第一に自分自身を中心とした蕩減条件が必要である。伝道するには、自分自身の先祖から受け継いできたあらゆる罪の現象が残っているが、これをみんなきれいに蕩減しなければならない」(『伝道ハンドブック・み言編 み言に学ぶ伝道の姿勢』68ページ)

 私たちが伝道するとき、先祖の過ちを蕩減するのです。

 「皆さんは善なる先祖たちがいて、その先祖たちの功績によって先生に出会ったのです。皆さん自身が先生に会いたくて会ったのではなく、皆さんが優れていて会ったのではありません」(『人の生涯』67ページ)

 「あの世のすべての先祖が皆さんの生き方をすべて見ています。……皆さん自身一人一人が正しくできるか、できないかによって、霊界に行った皆さんの先祖も解放でき、皆さんの親戚も解放でき、皆さんの子孫は解放の選民として策定されるのです」(『人間の生と霊魂の世界』293ページ)

 私たちは、先祖の功績と罪の上に立っているのです。この道に召命されたことをはじめ、物事がうまく導かれることは、先祖の功績のゆえであり、苦痛や困難を受けるのは、先祖の罪や恨(ハン)霊の讒訴(ざんそ)によることが多いのです。

 私たちの心情の状態が一定しないのは、私たちが善なる先祖と悪なる先祖の結実体であるからです。私たちは信仰を重ねながら、先祖の一人一人を復帰していくのです。そうして、先祖が復帰されてくると、心情は徐々に安定し、彼らから影響を受けてきた肉身の健康状態さえも良くなってくるのです。

 「霊人たちは霊界で地上人の協助を受けるために、いろいろな方法を動員して地上の子孫を訪ねてきますが、地上の子孫が解決する方法を知らないために、……困難が繰り返されます。地上人の助けによって昇進する霊人たちは、現在の自己の位置からもっと良い位置に移っていくことで自らの生活が楽になり、地上にいる子孫の生活もまた平和になるのです」(同、298ページ)

 先祖を、それまでの霊界の位置よりもっと高い位置へ導くこと、復活させることは、信仰生活の醍醐味(だいごみ)と言えるでしょう。

 真のお父様は、苦労する立場に置かれたときの心の姿勢を、次のように指導されています。

 「自分が苦労の道にいるときは泣いたり騒いだりするな。生きておられる神様は話を伝えなくとも、私が置かれている立場をあまりにもよくご存じだからである。それなのに私がまた涙したりして悲しく祈れば、神様はより悲しむ。二重の十字架を背負うようになるだろう。神様は今日まで、より大きな歴史的な悲しみと苦痛を知ってくれる者もなく、一人で受けてこられた。その父をまず慰めなさい。このような者は神様が抱えて痛哭(つうこく)なさるだろう」(『祝福家庭と理想天国(Ⅰ)』201ページ)

 真の父母様の代身として歩む私たちも、歴史的な蕩減の道を行くのです。そこでは困難を伴うことも多くありますが、すべてを感謝して受け止め、「真の父母様、私の先祖の過ちに対する蕩減をお受けします。今後、こういったことがないようにしてください」と祈れば、子孫に蕩減として残されることはないのです。

 また、天に対して不平を言えば、天を悲しませることになってしまうので、決して言ってはいけません。人の知らないところで精誠を尽くして祈り、感謝し、喜んで生活することが大切です。

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 次回は、「伝道は天の最大の赦(ゆる)し」をお届けします。


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