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スマホで立ち読み Vol.15
『生きた神様が働くとき』1

神明忠昭・著

(光言社・刊『ドクター神明の信仰エッセー 生きた神様が働くとき』より)

 スマホで立ち読み第15弾、ドクター神明の信仰エッセー『生きた神様が働くとき』を毎週土曜日(予定)にお届けします。
 UTS(米国統一神学大学院)の名誉総長である神明忠昭(しんみょうただあき)先生が、数々の試練を乗り越える中で出会った天の父母様(神様)と真の父母様の深い愛を証しします。困難の中でも生きて働かれる神様の愛を発見する秘訣(ひけつ)を教えてくれる一冊です。

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はじめに

 このたび、「生きた神様が働くとき」と題して、エッセー集が出版される運びとなったことを感謝いたします。

 私は1966年、大学生のときに東京で「原理」を聴き、哀れな神様の悲しみに触れてたくさん泣いて、献身的な歩みをする決意で入教しました。それから半年間、名古屋教会でフルタイムの伝道師として働き、1967年の春には教会本部からの提案で大学に戻って、原理研究会活動に従事しました。1973年には宣教師として米国に渡ったので、日本での信仰生活は7年間だけでした。

 米国では、真の父母様のご指導のもと、最初の2年間は前線で伝道活動や原理講義をしました。その後、1975年に創立された統一神学大学院(Unification Theological Seminary, 略称UTS)に第1期生として入学し、2年後に卒業しました。それから、真の父母様の願いを受けて外部の大学の大学院に進学し、キリスト教神学の博士号を取得しました。その後、1985年から2000年までの間、UTSのフルタイム教授、また途中からは第2代総長として、神学教育と学校運営に携わりました。2000年以降、今に至るまで、UTSではキリスト教神学と統一神学を教え続けています。

 UTSは国際的教育機関として、真の父母様の直接主管下にあったので、私が総長だったときも、いつも真の父母様に直接報告し、指示を仰ぐ立場にありました。しかし、そのような立場に立つ資格もない私に、天はそれ以前からいつも試練を与えて訓練してくださったと感じます。不当だと思われる扱いを受けたり、さまざまな困難が次から次に与えられたりして、試されたように思います。幸いにも、入教時に知った神様の悲しみの心情をいつも思い浮かべながら、申し訳ない思いを持って、愛と忍耐と自己否定で全ての困難を受容できたと思います。そのようなときに、最も無力な私が、かえって大きな神様の恵みに包まれることを感じ、感謝で涙しました。それがなければ、どうして真の父母様に直接相対する立場に立てたでしょうか。

 本書は、UTS時代にそのような恵みに包まれた、不思議な“神体験”の内容を綴(つづ)ったものです。み旨のためにいつも精誠を尽くして歩まれる兄弟姉妹の皆様にとって、神様の恵みの世界を知っていただくための一助となれば幸いです。

 なお、UTSは、米国キリスト教復興のために創立された神学校です。もちろん、世界のキリスト教復興も視野に入っています。アメリカをはじめ、全世界で活躍する有力なリーダーの多くはUTS卒業生です。日本からも、周藤健先生をはじめとして、大塚克己会長(日本家庭連合第810代会長)、徳野英治会長(日本家庭連合第1113代会長)など、多くの方々が卒業されています。2022年現在も、宗教教育学修士・宗教学修士・神学修士課程、牧会学博士課程が運営されています。普段の授業はニューヨーク市のキャンパスで行われていますが、バリータウン(ベリータウン)の校舎で集中講義が行われることもあります。

 本書の内容は、『世界家庭』20196月号から20213月号まで21回にわたって掲載された信仰エッセーが本体となっており、また、同誌20177月号に載った私の入教時の証(あか)し「霊界に導かれて」が付け加えられています。光言社の皆様が本書の出版のために尽力してくださったことに、深甚なる謝意を表します。

神明忠昭

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 次回は、「愛して、仕えて、一体化」をお届けします。お楽しみに!



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