(『祝福家庭』80号)
【第2祝福】「家庭完成」

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 このシリーズでは季刊誌『祝福家庭』に掲載されている三大祝福完成に関するみ言を紹介します。

【第2祝福】
「幸福な家庭」に関するみ言(2)

 子女に対する愛の責任性です。子女たちの誇りと幸福の基地は、父母の愛です。子女たちは、真の愛で和合し一体となった父母を通して生命が生まれ、そのような愛の中で養育されることを願います。
 父母の子女に対する最も貴い責任は、外的な養育だけではなく、彼らの霊性を完全にしてあげる真の愛の生命的要素を提供することです。家庭が貴い理由はこのためです。生活の経験を通して体得する真の子女の心情、兄弟の心情、夫婦の心情、父母の心情は、真の家庭以外、そのどこからも得ることはできないのです。


(天一国経典『天聖経』第5篇・第2章・第5節・4)


 家庭天国は、どのように生まれるのでしょうか。父母が完全に一つになって愛し合えば、息子たちは母のような花嫁を得たいと言い、娘たちは父のような花婿を得たいと言うのです。ですから、その父母がプラスとなり、息子、娘がマイナスとなり、完全に一つになって家庭が一つになれば、そこが家庭天国になります。
 家庭天国を完成する所で、初めて地上に天国が、神様が理想とするものが定着するようになります。
(同 第5篇・第4章・第6節・31)


 個人は家庭のために犠牲になります。その家庭に夫もいて、子女もいます。このような思想で一元化された家庭は、幸せな家庭です。母も、自分の夫と子女たちのために存在し、子女は、父母と兄弟のために存在するのです。そのように互いにために生きようとする家庭は空になるので、誰が下りてくるのかといえば、神様が下りてきます。ですから、神様に侍ることのできる家庭が、永遠不滅の理想的家庭にならざるを得ないのです。
(同 第5篇・第1章・第4節・14)