ファミリーサポートコーチング講座

 「ファミリーサポート(FS)コーチング講座」は、文字どおり、より良い家族関係や人間関係を実現するために読者の皆さまをサポートするコーチング講座です。
 毎週月曜日配信予定です。皆さまの家庭生活、信仰生活、社会生活にぜひお役立てください。

第54回「言語的コミュニケーションと非言語的コミュニケーション」について

ナビゲーター:西森 響
監修:阿部 美樹(伝道教育局)

【受ける側から見て】
 人と人とのコミュニケーションでは、相手からの情報全体に対して言語情報は7%に過ぎず、聴覚情報が38%、視覚情報が55%だという研究結果があります。

 ここで聴覚情報は、抑揚・間の取り方・イントネーション・声の高さ・声の大きさ・声色(こわいろ)などであり、視覚情報は、表情・しぐさ・身ぶり・手ぶりなどです。

 私たちは、日ごろ周りの人とコミュニケーションを取る際に言語情報に集中し過ぎていて、聴覚情報や視覚情報に意識を向けていない傾向があると思われます。

【送る側から見て】
 情報を発信する側から見ると、相手に伝えたい思いは初めから言語として存在するわけではありません。

 言葉にならない思いがまず存在し、それをなんとか相手に伝えたい、言葉にするとどうなるかと考えて言語化する作業を意識するしないにかかわらず行っています。

 言葉をひねり出す際に本当の思いが省略・変形・歪曲(わいきょく)・誇張されてしまうことがあります。

 語彙(ごい)の少ない幼児が母親に何かを伝えようとする状況を考えると、言語化する際の難しさを理解できます。
 思いを言語化するメリットは伝えたいことを明確化できることであり、デメリットは本当の思いが伝わらないことが多いことです。

【コーチングにおいて】
 ファミリーサポートコーチングでは、言語的コミュニケーションと非言語的コミュニケーションは両方が重要で、互いに補い合う関係であり、両方を使ってより正確なコミュニケーションを実現できると捉えます。

 言葉にならない思いを無理に言葉にしようとせず、色・形・大きさ・温度・硬さなどで表現して、相手とやりとりできます。

 夫婦・親子関係で行き詰まっている場合でも、例えば自分からの愛の思いをピンクのボールにして相手に手渡す、相手からは紫色のボールが返ってくる、それを受け止めて安心できるイメージを体感しながら、関係が改善されていきます。
 金色の球体の中に二人が包まれるというイメージを持つ例もあります。

 そして、そのイメージを持ち続けて生活すると、そのコミュニケーションはイメージ上だけでなく現実の関係となることを多くの人が体感しています。

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 次回は、FSコーチングのセッションを受けた60代男性の感想をお届けします。

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