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青年よ行け、そして世界を救え
21世紀の青年運動への提言(28)

 36家庭の朴普熙(パク・ポーヒ)先生(1930~2019)による講演「青年よ行け、そして世界を救え」を毎週月曜日配信(予定)でお届けします。

(光言社・刊『青年よ行け、そして世界を救え』より)

六、日本の未来はどこへ行くのか

あるジャーナリストの証言

 なぜ、再臨の救世主なのでしょうか? その生々しい一例を、今日、皆様に紹介いたします。これは長崎から持ってきた証しでございます。

 「私の名前は山下敬博でございます。ある新聞社のアメリカ特派員であり、また写真記者でもありました。

 私は統一教会に入会して神を知り、再臨の救世主、すなわち真の御父母様を信仰し、祝福をいただいた者でございます。平成3年、すなわち199161日、私は雲仙普賢岳の噴火の写真取材のため、島原の普賢岳の山腹に行き、3台のカメラを備えつけて、大きな噴火を待っていました。

 あの恐ろしい火砕流が起きた前日でありました。その日、私はその場にそぐわない一人の若い女性に会いました。

 彼女は私たち、取材者40数名が集まっている所に来て、突然、私の前で止まり、私に話しかけました。

 『私は大阪から来ました。しばらく前からノストラダムスが現れて、「普賢岳に行って、噴火を鎮めなさい」と命令されました。それを無視していたら、足がむくんで、腫れ上がりました。あまりに痛かったので、今朝一番の飛行機で長崎に来て、この山に来て、祈ったら、足が普通に戻ってきました。そうしたら今、突然、神様から、あなたに話しかけよと言われたのです。

 私は今年の3月に、「あなたは九州に行って、一人の青年に出会う。何を言うかは、その時に指示する」との啓示を受けました。

 今、私はあなたに言います。神様の命令で言います。普賢岳はもう鎮まりますから、私と一緒に山を降りましょう』と言うのです。

 私は彼女に、『いや、まだ決定的な写真を撮っていないので、それを撮るまでは帰りませんよ』と言ったら、『だから私は言っているんですよ。普賢岳はもう鎮まったから、大きなことは起きません。私の話を聞いてください。私と一緒に帰りましょう』と、彼女が言うのです。

 私は、彼女のあまりにも真剣な訴えに『そうか、もう起きないのか。では、帰ろうか』。私は彼女と一緒に山を降りました。

 その次の日、あの恐ろしい火砕流が発生して、そこに私と共にいた43名が全部犠牲者となりました。救われたのは、私一人だけでございます。

 私は再臨の救世主に侍るがゆえに、その天運で救われたのだと思います。ただただ感謝です」。

 これが私が今日、皆様に申し上げる再臨の救世主の天運でございます。そこの43人の中にも、いろいろなものを拝んだ人がいたことでしょう。でも神は、再臨の救世主の天運を持つ一人を救うために、わざわざ人を大阪から送ったのでございます。

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 次回は、「天運到来!」をお届けします。