シリーズ聖歌

 世界平和統一家庭連合の「聖歌」を、第一部1番から順にご紹介してまいります。

 今回は、聖歌の第一部38番「生命の泉のほとり」をお届けします。

 聖歌38番「生命の泉のほとり」は韓国の古い讃美歌の一つで、作者・年代などは不祥です。

 キリスト教会でも愛されてよく歌われてきたものだということです。

 「幼子のように主にすがってカナンに連れていってほしいと願うような気持ちで歌う歌ですよ」と、昔36家庭の先生が説明してくれたそうです。

 日本でもわずかな兄弟しかいなかった苦しい時代、久保木修己初代会長が西川勝先生の礼拝の司会をする時、よくこの歌を選んでいたという話があります。

 「下ろせ汝(な)が重き荷を」という歌詞のあたりから、会長はだんだん『聖歌』で顔を隠してしまい、横からそっと見ると鼻をまっかにして泣いていたとか。当時の苦労がしのばれるエピソードです。

 「会いたい、見たい、住みたいという心がいつも湧き上がるのが本然の世界の愛である」という意味のみ言(文鮮明先生の教え)がありますが、この歌はそのような心情を呼び起こしてくれます。

(参照:『聖歌のめぐみ』)


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