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氏族伝道講座
喜びと幸せの生活伝道~み言の原点に立ち返る(37)

 氏族伝道講座「喜びと幸せの生活伝道」を毎週水曜日配信(予定)でお届けします。
 伝道勝利の秘訣(ひけつ)は真の父母様のみ言から学ぶことができます。それらのみ言はただ語られたのではなく、実践して勝利された内容を語っておられるからです。
 本書には伝道のポイント、勝利の秘訣、具体的な方案などが、み言を中心に著者の体験やエピソードなども交えて詳しく説明されています。

篠崎 幸郎・著

(光言社・刊『氏族伝道講座 喜びと幸せの生活伝道 み言の原点に立ち返る』より)

第四章 伝道のポイント
四、真のお父様のみ言の原点に立ち返る

訓読家庭教会
 真のお父様の聖和後、真のお母様が「神霊と真理にあふれた教会」をもって今後統一運動を導いていきたいと語られました。私は金榮輝(キㇺ・ヨンフィ)先生(36家庭)にお会いした時、「真のお母様が、神霊と真理に満ちあふれた草創期の教会と言われていますが、その意味はどのような雰囲気、またイメージですか?」と質問しました。すると先生は「実の兄弟よりも食口との情が近くて、来たい所が教会でした。一度来ると帰りたくなくなります。そのように食口が恋しくて、食口を大切にした時代です」と答えられたのです。

 私たち食口同士がこのような真の愛にあふれた教会を築くことが伝道勝利の鍵だと思います。

 神氏族メシヤの訓読家庭教会は、正にこの真の愛の文化にあふれた教会を築くことを目指すのです。教会の兄弟姉妹が互いに神様を感じる、慕わしい人間関係を築き、愛の器と心情文化をつくるのです。そこでは新しく集う対象者も喜んで自然に心が打ち解けていきます。伝道は、霊の親がアベルとして、カインの立場にいる対象者を、愛と犠牲で自然屈伏させるのです。その愛を教会の兄弟姉妹と関わり合う中で培っていくのです。そこで培った愛の器が、家庭における夫婦の一体化、子女教育など、生活圏にもつながるのです。ですから、訓読家庭教会は伝道形態としてのシステムではないのです。

 個人路程で堕落性を脱ぐことができなければ、夫婦関係や親子関係に問題が出てきてしまいます。また、伝道で自分と同じような堕落性にぶつかると、思うように結果が実らないのです。

 そこで、相手が変わることを求めるのではなく、「自分が変われば相手が変わる。自分の愛が成長すれば状況に変化が現れる」と信じて、神霊と真理にあふれた家庭教会をいかにつくるかということが課題になります。愛の器に変化が起こっていくにしたがって、訓読家庭教会は発展するでしょう。

 再度繰り返しますが、真のお父様のみ言の原点に立ち返ることが爆発的伝道の鍵です。『原理講論』を中心に講義をするのです。「原理」のみ言で復活しなければ、人は食口にはなりません。そして、お父様の真の愛の伝統を受け継ぐのです。そうすれば爆発的伝道は可能になるでしょう。

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 次回は、「一対一伝道は伝道教育哲学」をお届けします。


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