私の心の中にいる神様 81
「お便り&コメント」シリーズ⑩
心が折れそうです…

 真の父母様が、「第二の神様」であると言われた“良心”。自分の心の中にいる神様―良心―と対話(瞑想、祈り)することによって、本然の自分を取り戻していくことができます。
 今回は、「自己牧会プログラム」事務局に寄せられたお便りと、それに対する同事務局からのコメントをご紹介しましょう!

 この道に来て38年、夫と既成祝福を受けたいと願いながら、夫からは「どんなに尽くしてくれても、それと教会を受け入れることとは別だ」と言われ続けてきました。それを超えられないまま天寶摂理を迎え、「祝福家庭ではない自分」が、頑張ろうとする心にブレーキをかけます。
 自己牧会プログラムを知り、良心と対話するようになって、少しずつですが「今のままで大丈夫、生きているだけで感謝」と思えるようになりました。
 それでも、いまだ苦しい闘いの日々です。
(女性 60代)

 本当に大変な中で歩んでいらっしゃいます。天寶摂理が始まり、祝福家庭でないかたは大きな重圧を感じておられることでしょう。

 でも、たとえ祝福を受けていても、家族のことや仕事のことでつらい思いをしている人はたくさんいます。つまり、悩んでいない人はいないということです。これができたと思ったら次の目標が出てきて、あれが解決したと思ったら次の悩みが出てくる、といった具合です。
 こういう中で、私たちは歩んでいるということを理解してください。

 ですから、まずは、できていないことに囚(とら)われないことです。人間は誰しも、不足を探しては、人や自分を責めて苦しみますが、一方で良心の輝きはあります。あなたはすでに、許して、愛して、一つになって感謝しています。それを信じることです。

 天の父母様も、自分を責めて苦しむ私たちの姿を見るのはつらいと思います。結果は天に委ねて、幸福を感じながら生きていきましょう。天の父母様も、その方が喜ばれると思います。

 永遠に残るのは、実績や評価ではなく、私たちの良心、愛です。ここに本質的な価値があることを思い出してください。
 そう思おうとしても思えないというかたも多いでしょう。でも、囚われなくていいんですよ! そんなあなたを解放できるのも、あなたしかいないのです。良心の輝きを見詰め続けていきましょう!

 そのようにして、あなたが元気で生活していれば、ご主人が「おまえの好きなようにしなさい」と言ってくれる日が来ます。
 信じていきましょう。

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 次回(8月14日)は、「良心の声はお母様のみ声そのもの」をお届けします。


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