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『祝福家庭』67号(2012年 冬季号)
幸せを招く信仰生活
愛天生活ってどんな生活?

監修 浅川勇男

 愛天生活とはどのような生活でしょうか。
 若いモトムくんとアイさんが先輩に相談しています。

モトム 神様を愛することが天運につながるっていうのは何となく分かるんですが、神様と日常生活でしょ。
 そこがうまく結びつかないんですよ。神様とか信仰とか、今まで縁のない生活だったし

先輩 文鮮明(ムンソンミョン)先生は「人類と自然を愛することは神様を愛することだ」と言われる。日常的に神様を愛し、人を愛し、自然を愛する。それが愛天、愛人、愛国の生活だよ。
 愛天生活というのは、簡単に言えば神様に挨拶しながら生活するということ。まず「起きる」ことから一日が始まるだろう。その起き方にも「幸せになる起き方」があるんだよ。
 それから「家を出る」。学校や会社、仕事、買い物なんかで外出するし

モトム ふうーん。じゃあ3つ目は、「家に入る」かな?

アイ 4つ目は「寝る」ですよね。

先輩 そのとおり 起きる、出る、帰る、寝る。そのとき「幸せになる」「幸運を呼び寄せる」起き方、出方、帰り方、寝方があるんだよ。モトムくんが、朝起きていちばん最初にすることはどんなことかな?

モトム ええっと、まずトイレに行って、顔を洗って、朝ご飯

アイ そういう意味じゃないと思うんだけど。

先輩 まあまあ。愛天生活は、朝起きたら「神様、おはようございます」と挨拶する。出掛けるときは「神様、きょうは○○へ行ってきます」、帰宅したら、冷蔵庫に直行してジュースを一杯、じゃなくて

モトム 「神様、ただいま。きょうは○○でした」と挨拶をする。

アイ そして一日の終わりに「神様、おやすみなさい」と挨拶して寝るわけね。

先輩 そうだ。愛天生活はそんなふうに、神様と会話しながら生活するということだね。そういうふうに挨拶されたら、神様はどんな気持ちになるだろう?

モトム 神様の気持ちですか? そんな、考えたこともありませんよ。

先輩 じゃあ、こう考えてごらん。おばあさんと孫がいるとするよ。孫が「おばあちゃん、きょうは遊園地に行って、時頃帰るね」 と話して出掛けたとする。おばあさんの心は「今頃、あの子は遊園地だ。怪我をしないで、楽しく過ごせるように」といつもその子と共にある。でも、孫が何も言わずに出て行ったら?

アイ 心配しますね。

先輩 そう、心配するよね。このおばあさんのような心が神様の心でもあるんだよ。

モトム じゃあ、神様に何も言わないってことは、神様を無視することになるんですか。

アイ まあ、無視だなんて。でもそうかな。だから起きる、出る、帰る、寝るときは、神様に挨拶してからということね。

先輩 そうだね。ご飯を食べる前に「神様、いただきます」と言ってご飯を食べるし、誰かに会うときは「これから○○さんに会いますから、よろしくお願いします」と言って、その人に会うんだよ。
 神様に挨拶する生活をしていけば、神様の心を感じながら生活できるんだよ。

 ここが大切!
 神様に挨拶していれば、
 神様の心を感じて生活できる

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 こちらの内容は『祝福家庭』67号に掲載されたものです。
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