私の心の中にいる神様 79
二世も両親と共に宣教していた!?

 良心との対話で、ワクワク感が止まらない!
 毎週土曜日に配信予定です。

二世も両親と共に宣教していた!?

(女性 30代)

 私は祝福二世として生まれました。
 私には、小学校時代の母親の記憶がほとんどありません。海外宣教に行っていたからです。当時は何が何だか分からず、「置いていかれた」という思いしかありませんでした。

 私は数年前に社会結婚をしました。その後、恩赦によって祝福を受けましたが、なかなか自分を許すことができずにいました。

 このように、親に対する恨(ハン/恨み)、自分に対する恨を抱えていたのですが、自己牧会プログラムに出合ってワークに取り組み、自分と向き合っていくうちに、少しずつですが、心が解放されていくのを感じるようになりました。

 そういう中、2021年5月8日配信の「私の心の中にいる神様」68「お便り&コメント④/娘が社会結婚をしてしまいました」の一文を読んで、はっとしました。

 「二世の中には、親が宣教などに行って寂しい思いをしたことから、教会を恨むようになった人もいます。
 親はまだみ旨を理解していますから苦しい道も甘受できるのですが、子供たちは分からないのです。でも分からないながらも、泣きながら体を従わせて親についてきたのです。
 親たちが頑張れたのは、この子供たちがいたからなのです。つまり、二世たちも一緒に宣教をしていたということです」

 二世も両親と共に宣教していたという言葉は、“目からうろこ”でした。涙が止まりませんでした。

 私のあの日々は、ただ寂しかった、苦しかっただけの時間ではなかったのです。知らないながらも、世界的な歴史的な摂理を真の父母様と共に歩んでいたのです。
 そして、両親が積んでくれた精誠は、永遠に天に記憶されているのです。

 こんな大切なことに気付かせていただき、感謝です。
 親を恨み、自分を責めてきた人生でしたが、今は前を向いて一歩を踏み出せるような気がしています。ありがとうございます。

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 次回(7月30日)は、「お便り&コメント」シリーズ⑨「祭壇の前で祈るのが苦手ですをお届けします。


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