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氏族伝道講座
喜びと幸せの生活伝道~み言の原点に立ち返る(20)

 氏族伝道講座「喜びと幸せの生活伝道」を毎週水曜日配信(予定)でお届けします。
 伝道勝利の秘訣(ひけつ)は真の父母様のみ言から学ぶことができます。それらのみ言はただ語られたのではなく、実践して勝利された内容を語っておられるからです。
 本書には伝道のポイント、勝利の秘訣、具体的な方案などが、み言を中心に著者の体験やエピソードなども交えて詳しく説明されています。

篠崎 幸郎・著

(光言社・刊『氏族伝道講座 喜びと幸せの生活伝道 み言の原点に立ち返る』より)

第三章 神様の願いにかなった伝道
一、伝道とは何か

伝道は喜びと感動を伝えること
 ヨハネによる福音書の4章にサマリヤの女の証(あか)しがあります。彼女は多くの男性と関係がありました。昼の12時頃、水を汲みに井戸に来ます。暑い昼に来たのは人目に付かないようにするためでした。そこでイエス様に出会うのです。イエス様は彼女に水を飲ませてくれるように頼んだ後、ご自身がキリストであることを証されました。

 彼女はユダヤ人から忌み嫌われていたサマリヤ人でしたが、イエス様は彼女が主を待ち望んできたことを見抜いていたのです。そして、彼女はイエス様を主であると信じ、「決して渇くことのない泉」を得ることができたのです。

 それまで人目を忍んで生きてきた彼女でしたが、あふれる喜びと感動に突き動かされ、持っていた水がめをそこに置いて、そのまま町に出掛けました。彼女は主に出会った喜びを、人目を気にすることなく人々に伝えたのです。イエス様との出会いは彼女の人生の一大転機となり、生き方が変わるという奇跡を起こしました。

 伝道とは正に、自らの魂が主につながった喜びと感動を人々に伝えることなのです。
 その後、イエス様のみ言を聞いたサマリヤの人々は彼女に、「わたしたちが信じるのは、もうあなたが話してくれたからではない。自分自身で親しく聞いて、この人こそまことに世の救主(すくいぬし)であることが、わかったからである」(ヨハネによる福音書4章42節)と言いました。彼ら自身がイエス様のみ言と実体に感動し、自然屈伏していったことが分かります。

 み言に、「伝道は情緒が先立って万人を引っ張ることのできる心情的磁石とならねばならない。常に心情的な引力をいかに補充していくかを考えなさい」(『祝福家庭と理想天国(Ⅰ)』332ページ)とあります。真のお父様は興南(フンナㇺ)の徳里(トンニ)特別労務者収容所のような、み言を語ることのできない環境でも、命を懸けて他のために生きる真の愛の実践によって、周りの人々を感化し伝道されました。お父様の愛に、人は自然と引き寄せられていったのです。

 ために生きる真の愛の実践は、大きなチャレンジであり、苦労が伴います。正に伝道は愛の訓練なのです。伝道して初めて神様の愛、真の愛が分かるようになるのです。

 私たちは、自らの愛と実体で精誠を尽くしながら、み言と実体で対象者を育て、幸せに導くのです。そうしてこそ、本当の霊の親になれるのです。

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 次回は、「自分を無にし、犠牲となる」をお届けします。


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