真の父母様の歩まれた道 11
幼少期の真のお父様⑤
千年万年たっても変わらないすずめ

 『ムーンワールド』で連載してきました人気コーナー、真の父母様の歩まれた道「汗と涙の歴史」をBlessed Lifeでも配信!
 親しみのあるイラストと、小学生でも理解しやすく、分かりやすい文章で紹介します!

 

 真のお父様は、鳥を種類ごとによく観察されました。コウライウグイスは、普通の木の枝に巣をつくるのではなく、頑丈な木の高い所に巣をつくるのを見ました。そして、コウライウグイスが一番よく食べる虫は、マツケムシだったそうです。

 ひばりが巣をつくれば、真のお父様は10メートルくらい離れて座って観察しました。ひばりは野原の芝の間に、敵に気づかれないように巣をつくりました。普通の人は、その横に行っても見つけられないといいます。巣を三角につくって、出入り口は二つつくられていました。

 真のお父様は、すずめを観察して、このように語られています。

 「すずめを見れば、小さいすずめの雄と雌が出会って巣をつくり、子供を生むのです。誰がそれを教えたというのでしょうか。母鳥は子供を生むと、自分は食べるものも食べず、子供にすべてあげます。それを誰がえさだと教えてあげたのですか? それを誰が説明できますか?」

 よく見ていると、すずめは誰かに教えてもらったわけではないのに、巣をつくり、子供を生み、子供を愛していたのです。真のお父様は、さらにこのように言われました。

 「すずめは家をつくることができ、子供を生んで育てて、子供が危険なときは自分の生命を超越することができるのです。それは千年たっても、万年たっても、変わりません」

 真のお父様によれば、鳥たちの歌には、三つの種類があるそうです。

 一つ目は、おなかがすいたときに合図する歌です。

 二つ目は、愛する相手のために歌う歌です。

 三つ目は、危険なときに歌う歌です。

 大部分は、二つ目の相手と受けこたえをする歌だということです。

 そして、おもしろいのは、鳥には雄と雌がいるのですが、美しいのは雄だということです。雌は、おめかししていません。キジを見ても雄が美しいのです。頭も色とりどりで、紫に光ったり、首にはネクタイのような模様もあり、華やかにしているのです。

 鳥たちはたくさん繁殖しなければならず、繁殖するほどいいのです。それゆえに、雄が雌を訪ねていくのではなく、雌が雄を訪ねていくのです。

---

 次回は、「幼少期の真のお父様⑥」をお届けします。