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幸福を引き寄せる家庭の生活習慣 35
掃除は人への愛の実践

 アプリで読む光言社書籍シリーズ第14弾として、「幸福を引き寄せる家庭の生活習慣」を毎週火曜日配信(予定)でお届けします。
 実行すれば誰もが幸せになれる、ぜひ身に付けたい生活習慣を紹介します。

浅川 勇男・著

(光言社・刊『幸福を引き寄せる家庭の生活習慣』より)

第二部 幸福を引き寄せる昼の生活
掃除は人への愛の実践

 掃除をするのは、人を愛するためです。妻が愛する夫のために、「仕事の疲れが溶けてなくなりますように」と祈りながら掃除をすれば、愛の光で床が輝きます。家屋は、妻の愛が満ちた愛の園になるのです。

 文鮮明先生は掃除の貴さについて、人のために生きようとするなら、朝早く起きて汚れている所をきれいにしてから一日を始めるべきだと語っています。

 文鮮明先生は学生の頃、率先して学校の掃除をしました。掃除が学校への愛の実践だったのです。人よりも学校をより多く愛したい心がおのずとあふれてきて掃除をされたのです。誰かが手助けしてくれるのも申し訳なくて、一人で仕上げようと努力したのです。人が掃除した場所をもう一度自分で掃除しました。すると友人たちから、「それじゃあ、お前一人でやれ」と言われ、自然と学校の掃除は文先生の役目になったのです。

 また、アメリカで復興運動をしたとき、反対派の策動で刑務所に入りましたが、そこでも精誠を込めて掃除をしました。

 「ダンベリー刑務所でも、『為(ため)に生きる』という私の原則は何も変わりません。朝早く起き、汚れた場所をきれいに掃除しました。食堂に行っても、他の囚人は、テーブルに鼻を付けて寝ていたり、世間話をしていたりするのですが、私は必ず背筋を伸ばして順番を待ちました。与えられた仕事は他の人よりずっと多くやって、周りの人の世話をしました」(『平和を愛する世界人として』210ページ)

◎ポイント
人のために生きるのは、愛を込めて掃除することから始まる。

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 次回(6月1日)は、「掃除は心を磨く尊い修行」をお届けします。


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